レビュースポーツシーンや医療・介護など
セルフコンディショニングを実践!K-Fit
K-Fit kazz conditioning spaceは横浜市港南区にある、「医療機関が運営するジム」です。
今回の記事では、2021年8月に取材で伺った際の様子をお届けします!
とても貴重なお話を聞かせていただいたので、ぜひお読みください。
目次
K-Fitの運営理念
かず整形外科クリニックの長谷川和正院長の監修により、同院に隣接して開設されたのがK-Fitです。
長谷川先生は、およそ30年間、整形外科医として診療してきた中で「運動器の痛みや心体の不具合は、栄養の摂り方や身体の使い方を学習するコンディショニングトレーニングをすることで改善する」という一つの答えに辿り着きます。
コンディショニングトレーニングスペースとしての施設開業にあたり「予防につながるもの」を探す中で弊社のマシンを知ったそうで、2019年9月に導入していただきました。
セルフコンディショニングの考え方を取り入れたプログラムを提供しているK-Fit 。巷では付きっきりのパーソナルトレーニングが流行っている中では珍しいスタイルですが、利用者様も前向きに取り組みを継続し、それぞれの目標達成を目指しています。
施設・設備
マシン(6台)、KINESIS、パワープレート、TRX、その他(フォームローラーなど)
設備は豊富で、目的に応じた使い分けも可能になっています。
スタッフインタビュー
今回は、理学療法士でありK-Fitディレクターとして運営に携わる小林出さんにお話を伺いました!
Q.利用者様の層は?
全体としては高齢の方が多数、中年層や、少しだけ学生の方もいらっしゃいます。
オープンしてからしばらくは、かず整形外科クリニックの患者さんがそのまま入会してくれてという方が多かったです。
最近は「店の前を通って気になっていたんだよね〜」という感じで入会してくださる方も増えてきました。
Q.セルフトレーニングを実践されていますが、どういったことを意識して関わっていますか?
パーソナルトレーニングも大事ではありますが、実はそれだと依存していってしまう危険性もあります。
本当は自分で自分の調子を整えることができれば良いので、そのための知識とか意識を高めてもらうことを目指していますね。
ただ言われたことをやるのではなく「なんでやるのか?」「どんな目的があるのか?」というところに意識を向けてもらうためのサポート体制も敷いていて、その上で「身体のことはお客さま自身も考えてもらう」ことがウチの特徴です。
Q.利用者様へのサポート体制は?
理学療法士でしか診れない症例(手術後や脳梗塞など)以外は、理学療法士、栄養士、トレーナーはみんな同じことを伝えられるようにしています。
Q.マシンの印象は?
最初は「運動のパターンがマシン一台につき一つ」と思っていましたが、実は身体の向きを変えたり工夫をすることで色々な運動パターンが取れることが良いな、と思いました。
一番良いと思っている点は、ウチのような会員制フィットネス向きだということ。
ストレッチとかって自分でちゃんとできないものなのですが、このマシンはある程度セルフに頼ってできるので、どんな方でもホグれてくれるのがメリットですね。自分でやってもらっているのに「肩こりが良くなった」という声もあります。
Q.色々な機材を入れていますが、その中でのホグレルの役割は?
身体の再学習というか、神経系のトレーニングとして使えます。
「ちゃんとした動き」を身体に覚えさせる。それによって柔軟性の獲得につながる。そんなイメージですね。
注意点としては、動きすぎる・広げすぎることで帰って痛みを生じさせてしまう可能性もあります。神経を伸ばしすぎても良くないんですよ。この点はヨガなどでも注意してお伝えしています。
おわりに
「セルフコンディショニング」という考え方はまだまだ世間一般的ではありませんが、K-Fitでは利用者様が積極的に実践しています!
医療費の増大などで今後の医療のあり方が問われている中、セルフコンディショニングで自分の健康を自分で守ることができれば、より充実した人生を送ることにもつながるかもしれません。
あなたも、K-Fitでセルフコンディショニングを実践してみませんか?