導入施設Hogrel case
藤枝平成記念病院
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当院では脊髄・脊椎疾患の患者様が多く、術後の血流障害により肩や肩甲帯、首、腰周りに痛みを訴える方が多いため、そのような方に使ってもらっています。ホグレルはスポーツ関連のアスリートを中心にトレーニングを行っていたということでしたが、術後の患者様に使用してもらうことにより、どれだけの効果が出るのかということに興味を持っていました。結果、SLRやFFDなどのエビデンスを取り、良い変化を数値にして出すことが出来ました。
[開院]
▷1989年
[敷地]
▷約60坪
[設備]
▷ホグレル2台、ベッド、トレッドミル、物療機器、他
[マシンの使用方法]
▷主に脊髄・脊椎疾患の患者様に利用してもらっています。マシンのセッティングを各患者様によって変えることができますので、その人に合わせたセッティングで行っています。ホグレル導入以前は徒手的な治療がメインでしたが、ホグレルを導入したことにより、リハビリメニューを増やすことが出来ました。
[導入後の変化]
▷下半身に関しては、SLR・FFD共に可動域の改善と効果を得ることができました。またADL動作においては、「起き上がり・立ち上がり・身体の回復動作・歩行などが楽になった」という、「ADL動作改善にも繋がった」という声が聞けました。上半身に関しては、術後に頚部周辺の筋肉の血流障害により痛みやコリを訴える患者様に使用してもらっています。患者様からは、「使用後に痛みが和らいだ」「肩の凝りが良くなった」という声が多く聞かれるようになりました。肩の周囲の筋緊張が高まった患者様に関しても行ってもらったところ、「肩甲骨や鎖骨やその周囲の筋肉がスムーズに動くようになり、痛みが取れた・動きが良くなった」という声が聞こえます。
[今後の展望]
▷今までは術後の患者様や、痛みを強く訴える患者様のみに使用させていただきましたが、今後はそのような方以外にも需要があると思うので、そのような方々にホグレルを使っていただきたいと思っております。